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3/21(月)
いよいよ『ファン・ウンド潜伏記』韓国公演の初日である。 思えば2009年12月、韓国から仕事で東京に来た陳さんを捕まえて話をやりに大阪から行った、時から始まっている韓国へのファン・ウンドの道が一年以上を掛けてようやくここへ本番として迎えられる日が来たか、と思うと感慨もひとしお。しかし、幕を開ける緊張感というか、楽しみの方が大きかったように思う。 ●18日に話のあった、テレビ局への番組制作会社のカメラ回しが入る。どうなるかは分からないが取り敢えずカメラを回して私への密着取材をしていきたいということ。 ●この日昼の3時からプレスコール。 マスコミへの取材のために、2シーンくらいを選んで本番通りに見せる、というものをした。その前に、最低の昨日できなかった細かなシーン作りを演出として行う箇所もあって、結構本番前まで慌ただしくスケジュールがびっしりだった。 プレスコールは-減刑嘆願-と-結婚-の二つにした。一つ目はエキストラ達全員が出る民衆がウンドを助ける為に監房の官憲へ詰め寄る所で、韓国稽古では別名”勝利”で通っていたシーンだ。二つ目は金ホンジュとファン・ウンドの愛のシーンである。 二つとも済んだ後、記者とのインタビューに答える、というタイム。出演者全員を舞台上に並べるのでは、はっきり言ってただそこにいるだけで、インタビューに受け答えするのはほとんど私なので、私一人で舞台上にいてインタビューに答えることにした。 始め、簡単に作品説明をやり、記者からのインタビューを待つ。記者と言ってもそんなに集まらないと事前に聞いていのだが、三社来ていた。中々質疑応答が出て来ない。やはり記者にとってどこから取っ掛かっていいのか分からない感じなので、水を向ける「身障者の身体表現をこのような形で観ることは、そうこれまであったことではないと思います。何から質問していいのか分からないでしょうが、遠慮なく聞きたいことをそのままお聞かせください。」と変な空気が流れる中、ガラリと一新させるためにいたってラフに振ってみる。すると、質問がぽつぽつと出始め、後はどんどん出始める。こちらも必死だったので、何の質問が出たかは今となっては全く覚えていない。態変の誰か、記録していたら是非載せて欲しいもの。 兎に角、レオタードの上に薄い衣装を着ていると言えども、ソウルも固城もホール内の寒いこと寒いこと。舞台上にペッタリと座ったまま質疑応答が一時間かかっていた。すっかり冷えてしまって、その前の日の場当たりでのホール内も相当冷えていたが、毎日のホール内は寒さとの同居で外へ出て行くコートは着たままであったが、そのプレスコールでは見栄を張って舞台衣装のままで受けていたので、その後の冷えに繋がっていったような気がする。 この日の初日公演、これまでの日本でも良い反応ではあったが、やっぱり違う。身にフィットして真からのノリ。シーン毎に拍手が起こり、最後のプンムルでもヤンヤヤンヤのノリが出て、こんなのは初めてだ。『ファン・ウンド潜伏記』という作品が韓国にしっかりと受け入れられ根付いたことを実感でき、それまでの緊張が一気に良い意味で解消される記念すべき日となる。天にも昇る最高の気分、と言えるがいやいやまだ、我々には固城公演がある。気い抜いちゃーいられない、と引き締める。 終演後、一番下のロビーに降りると熱気覚めやらない観客達が溜っていて、我々を迎えてくれる。兎に角沢山の人達に挨拶を交わし、写真に収まり、大変な騒ぎであった。 この韓国公演の初日が、今回の公演大成功を表してくれたのであった。
by kim_manri
| 2011-04-23 23:26
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