昨日、場当りが終わったのはやはり遅く、ホールアウトと追っかけの、9時すぎ。
場当りは作品の全容が見えだす、探りのような緊張と迷いの連続だ。
フェイスブックにアップされた、昨日の場当り映像では、私の厳しい演出声が飛びっぱなしで自分でも嫌になる。
音楽も美術も役者の身体を最大限に活かす心使いがある中、それも払拭し妥協を許さない厳しさで、丁々発止を役者身体で引き出せねばならない。
すると、いいものになるんだから、この作品は。産みの苦しみの只中、といった具合だ。
今日は、公演初日を迎えるべく、ゲネプロとその前に、私が昨日は演出のみだったので役者となるべく抜取りがある。
このようにして、私は、虎視眈眈。
さー、いよいよ、一線を構える覚悟で!!
(写真-榎忠さんの美術。作品のイメージどうりに、役者とフィットした場当り)