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(~) ,,~目座視115~" ★★ V いよいよ、韓国で『ファン・ウンド潜伏記』チケット申し込みが昨日に始まった、の連絡が韓国ハジャセンター作業場学校より来ました!! 3/21・22 ソウル KOUS-韓国文化の家 のチッケッと受付インターネット http://productionschool.org/taihen/ です。 ソウルでお知り合いの方々へ是非お知らせください。 その際、態変のHP韓国語 http://www.asahi-net.or.jp/~TJ2M-SNJY/kor/ktop.htm も併せてお知らせいただくと、作品解説など、より充実した情報が得られます。 ===== 尚、日本からの予約受付は、劇団態変で一括して受付ます。 チケット料金の支払いは、当日窓口でのお支払いをお願いします。 チケット料金は変わらず、一般は2万ウォン(約1400円)、学生・60歳以上・障害者は1万ウォン(約700円)です。 ご予約ご希望の方は3/19(土)12時までに以下の項目をご連絡下さい。 連絡先:劇団態変(06-6320-0344、taihen.japan@gmail.com) 担当:川越 件名:韓国公演予約 記入事項:・お名前・観覧日・枚数 又、初日21日(月)は韓国でのPRの結果、現時点で既に、多くの芸術家、マスコミ関係者が来場する見込みです。日本から観劇に来て下さる方で、 21日(月)と22日(火)のどちらもご都合が付くという方は、22日(火)のご観劇をお勧め致します。 Manri Kim
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(~) ,,~目座視114~" ★★ V みなさま、お元気ですか? さて、長く取り組んできました韓国Project、いよいよ公演の 2011年3月がやってきました。 一年以上に渡り大阪と韓国のソウルとを行き来し、劇団態変の 『ファン・ウンド潜伏記』公演へ向け、準備を重ねてきてその回数 7回になります。 昨年の一月に渡韓1を開始し、そのソウルの寒さに震え上がり凍 る思いに、ブーブー言っていたのが昨日のようです。 お陰さまで、来週の火曜日3/15、私を含め5名の第一陣が翌日 3/16(水)第二陣が、関空から韓国公演始めの地ソウルへ向け、 飛び立ちます。 ソウルでの公演3/21・22 p7:30~、ホールは「KOUS-韓 国文化の家」です。それに向けた日本と韓国かなる『ファン・ウンド 潜伏記』劇団態変公演への、合同稽古を初めて行う為に出発します。 そして、3/17・18の2日間をハジャセンターを稽古場として、 朝10時から夕方6時までをフルに使って行う予定です。 それらは難関の連続だと言えます。 韓国エキストラ達の8名は、舞台へ自分が立つとはこれまで生きて きて夢にも思わなかった、生そのものを奪われ兼ねなっか施設生活を 長く経験し年齢も経て、最近になってようやく一般社会へ出て自立生 活をしだした障害者が三分の二です。 私自身の、子供時代を過ごした施設での暗く苦しい経験があります。 そこから生還したサバイバーだ、とそのことを人から言われ、戸惑 う気持ちがありました。サバイバーで思い浮かべるのはやはりナチス ドイツ時代のアウシュビッツです。私の体験が、それほど悲壮さと生 死を分けるような、歴史的苦悩を背負う程のことではない、と気後れ する感覚でです。 しかしマレーシアでもそうでしたが、今回の韓国でよりはっきりと、 その意味に自らが気付くことになったということです。 エキストラ達への稽古を通し、私が持つ感覚の中には確かに、彼女 彼ら達にある施設で過ごした感じ方と同じものがある、という新たな 発見です。 人間扱いされない劣悪な施設という特殊な環境に押し込められる、 というのは、そこから全ての人間世界が見える、ということに近いと 思います。人間の持つ一瞬一瞬のありとあらゆるエゴが凝縮している 場が、収容施設の日常生活だった、と思い出しました。そういう所で は、障害児達は周りに展開するものは、簡単には信じなくなる。それ らを凝視することでしか、一瞬一瞬を無事に少しでも自己としての思 いが通る方向で、安泰にその日を送ることができるかできないかが決 まるからです。 それは、感じる感性のみを信じている、という感覚です。 しかしそれは取りも直さず、真っ当に生きたいと渇望する欲求が強 くあるからこそ、信じないし、疑う凝視した眼差しを獲得したのです。 それは絶対的感覚として、私は、支持します。 そういった劣悪な環境でこそ、人が人間に向けた、信じるという気 持ちが支えとなり生還させるのだ、とナチス時代のアウシュビッツ生 還者が話すのをテレビ で聞いたときは、私は半信半疑でした。生還者としての言い訳じみた綺麗ごとではないか、と穿ったものの見方で一 瞬捉えてしまい、その当たりの真の感覚がすごく気になっていました。 エキストラ達へ稽古をしながらも、尽きぬ自問自答は演出として常 にあります。なぜ私は、芸術を学習し専門にしたいという、健常者文 化の手垢を付けた人ではない、寧ろ芸術とは無縁で遠くに追いやられ てた白紙状態の施設にいた障害者の表現に、真実を見るのだろうか。 得てしてそういう人は、やる気があるかないか解らない素人とである のは確かなことで、そんなしんどい目をしても演出のやり甲斐をそう いう人へ感じるのはなぜなのか。それは、芸術家としての征服欲の自 己満足としてなのか、等々。 しかし、エキストラ達は、そんな私が考える理屈よりも現実として 展開してくれます。同じ障害者達の言葉を良く聞き、障害者の一人が 持つ困難さを自らの問題として共有し、共に問題の解決策を練ろうと する姿勢でいつも素晴らしい解決策が発案されて行きます。言葉を繋 ぎ思いを伝え合い、弱いということへの共有で、知恵の出し合いをや り乗り越えて行こうとする前向きさに、いつも内心感激させられてい るのです。 そういう場面で、私の己的体験に連れ戻され、気付いたのです。 施設という劣悪な環境の中で、仲間を思いやる気持ちが確かに芽吹 いていた、と。そんな中で施設という生活が全ての関係の中で、最悪 な状態に陥って行く友が目の前にいた。一人孤独に諦めさせられ死の 淵に追いやられて行く、その友を見ながら、私は何も成す術がなく助 けられなかった。そればかりか終いには、彼女と自らの境界線を引き、 自己を保とうとし、彼女は黙ったまま死んで行った。という思春期の 自責の念。それへの解き放ちが、そのエキストラ達との稽古やその後 の話の中で、はっきりと解ったのです。 いくら劣悪な環境の中でも、人が人として生きる前向きな意思は変 えられない。それがあるから、人を信じて、生きて行ける。アウシュ ビッツの生還者の感覚は本当のことなんだ、と。 そして人だけではなく、生きとして生ける万物に宿る命は、その死 の迎え方によっても、何かを伝える役割がありそれを果たすのみなの だ、ということを。 いよいよそれらが越境し、韓国での公演を待つ、地響きが聞こえます。 Manri Kim
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(~) ,,~目座視111~" ★★ V 精華演劇祭参加『ファン・ウンド潜伏記』1/16、お陰さまで5回公演観客数432人に、見届けられ千秋楽を迎えました。 450人を目指していて後18人足らずでしたが、この年々おかしくなる世情にあってまたお正月気分の残る中、何が芝居だ、と思われる時期に 良くぞここまで観客数を確保できたと、足を運んで頂けたみなさんに支えられたと感謝です。 折しも、寒波到来の楽日には120人の観客が詰め掛けてくださり、目標を超える日はそこまで来ていると今後の励みとさせて頂けました。 精華小劇場での『ファン・ウンド潜伏記』は、野外とは全く違ったものとして、爆発したエネルギーを増し韓国ソウルのホールに近いものとしました。 野外のときよりも物語が浮き立って、個々の人物像がくっきりと輪郭を現したように思います。 それが楽しくて、重い題材にも関わらず、舞台で演じていて全くしんどいことのないばかりか、ウキウキしてきて困りました。 後は、3月韓国公演へとひた走り! さて、韓国公演では、どんなウンド潜伏記となりますか。 その韓国ソウルでのエキストラ最後の稽古に、2月18・19・20日が決まり、渡韓7として行って参ります。 真の底からの身体でもって、歴史を徹底して押し込められる存在の側から、感受して来た障害者の連綿と繋がる記憶遺伝子で、立ち昇る表現が韓国の障害者たちにはあります。この作品のより本物としてのリアリティーある魂が埋め込まれる、韓国『ファン・ウンド潜伏記』の誕生へと、こうして近付いて行きます。 今後共ご注目を。
V ★★金の友人へ向け、同報にて
(~) ,,~目座視110~" 送信させて頂きます。★★ V 新年、明けまして、おめでとう御座います。 韓国Project12月の渡韓6で、ご注目いただいて依頼です。 帰国後の通信を出していなかったら「まだ韓国にいる?」、と遠くの方からそんな声をいただき、ちゃんと読んでいただいている実感で嬉しい限りでした。 渡韓6では、もの凄い韓国チームのそこ力で、稽古3日間とお負けにその間に一泊の合宿までやり遂げてしまった、快挙! 3月公演では、ソウル公演が終わっての移動、ソウル~固城そして固城での3泊という、公演ツアーが総勢45人ぐらいで日本の態変20人と韓国エキストラ・黒子が約25人といった、民族大移動の大事件が待ち受けています。 韓国の素人の障害者エキストラ・高校生の黒子たちが、我々と共に舞台出演と袖の黒子、ツアー生活も介護されるするで、乗り切らなければなりません。ハードでないと言えば嘘になります。 事前に少しでも体験できるよう、企画された、合宿です。 稽古場のハジャセンターで晩ご飯を済ませ合宿所の女性プラザまで移動に時間が掛かり、その後シャワーだとかの介護生活体験。p10:30という遅い時間に集まって、日本からスタッフが鞄に入れ持参した缶入りおかき、をほうばりながら自己紹介の時間を取るだけでも精一杯の人数の多さ。終わったのは1時前。 しかしそこに集まっての自己紹介は、感激的な思いの詰まった、絞り出すような戸惑いや熱い声の数々で貴重なものでした。 ハジャ学生のムーブがノートPCで全記録をシャカシャカ打ってたので、日本にもそれ欲しい、とお願いしたのでその内日本語に翻訳してくれ届くでしょう。情報誌イマージュか何かで、また皆さんのお目に止まる機会があればいいと思います。 そして私は12/14に帰国してきました。 早々に、日本の大阪なんば精華小劇場での『ファン・ウンド潜伏記』再演への準備に取りかかりです。それが迫っています。 1月13~16日に行います。韓国での盛り上がりを先取りするぐらいの勢い付けて、やらねば嘘やろ、というぐらいのタイムリーさです。 しかし如何せん、クリスマスとお正月が間に入り、皆の中には忙しさのみが交差する時期とも言えます。チケットの苦戦は当初より予想はできていましたが、渡韓との同時進行はやはり苦しいものがあります。 皆さん、公演を観に入らしてください!! 日本での『ファン・ウンド潜伏記』の再演とは、中々やろうとしても一劇団の意志だけではやれなかったと思うぐらい、良い機会を与えられたと思います。ですが、チケットがまだ売れてません!!!! まだ間に合うと思いますので、どうか観にお足運びの程を、予定に入れていただきたいと思います。周りの人へも宣伝を、宜しくお願いします。
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(~) ,,~目座視107~" V 『自由からの逃走』お陰さまで4回公演、楽日の観客動員が 157人と大事件が起こりました! 昨年よりもそして態変テント公演おそらく始まって以来の、 大盛況満員御礼で幕を閉じることができました。 今回も見守り、宣伝や、当日テントへ足を運んでいただいた みなさまへ、厚く御礼申し上げます。 公演にまつわり逆境がありました。しかしそれに負けない底 力を発揮できたのも、劇団員皆のそれまで積み重ねてきた努力 が実を結んできたこと、絶対に出てやるぞ!のエネルギッシュ なエキストラたちに支えられ、絶対に見捨てない観客の皆様の 存在が確かにある、と信じられたこと。 今回ほど、それぞれの力が作用し、公演が成り立った有難さ を感じれたことはありません。 今回の舞台を、全国毎日新聞9月16日夕刊で、良い写真グ ラビアとして大きく取り上げられました。これもまた感激です。 10月2日には、来年3月の韓国『ファン・ウンド潜伏記』 公演へ向けての、稽古を始める為、渡韓します。 稽古は10/4・5・6の三日間ハジャセンターで行ないます。 その後、10/7に、ハジャサミットの企画でワークショップを します。 ホッ、と息を付いて良いのか、どうなのか・・・。と言いな がらも、つかの間の公演後の、なんとも言えない、余韻に浸っ ております。 今後とも、宜しくお願いいたします。
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(~) ,,~目座視106~" V 『自由からの逃走』お陰さまで、昨日に初日が開けました! 台風が過ぎ去った砂ホコリ舞う中での、大阪城公園グラウウドの銀色テントでは、 初日を迎えるまえの入念な返し稽古で袖中スタンバイしいい緊張感の中始まり。 シーンの多いときで40人は袖中にいる状態でも、NGRの銀色テントは、はみ出さず 余裕で収まる設計立てで素晴らしい、とつくづく関心。 新作『自由からの逃走』は、観客の反応は良い様子で良かった! ようやく秋の清々しさが到来した、いい気候で作品を届けられることに感謝いたします。 まだまだ、席にゆとりがあります! どうぞ、ご来場くださいますよう、お待ち申し上げます。 ===================== 男は旅に出た3 『自由からの逃走』 作・演出 金満里 【日時】 2010年9月8日(水)~11日(土) 各日19:30開演 【会場】 大阪城公園・太陽の広場 特設NGR銀色テント 【チケット】前売(一般)3000円 (学生・シルバー)2500円 (障害者+介助者ペア) 5000円 当日 3500円 ★チケット好評発売中! お問い合わせ 劇団態変 電話 06-6320-0344 インターネット http://www.asahi-net.or.jp/~tj2m-snjy/ 宣伝美術による特製「自由からの逃走」Tシャツ付き特別前売り券も発売! 公演チケットご予約時にTシャツをお申込みの方に限り!Tシャツ1枚会場 販売価格2000円のところ、1500円で販売致します。 ※公演情報は、下記の態変ホームページにも掲載していきます。ご注目下さ い! http://www.asahi-net.or.jp/~tj2m-snjy/ __________ Manri Kim
,,~目座視105~"
来週に近づいた『自由からの逃走』。 この残暑の余波で、チケットが中々はけていません。 8/29(日)に大掛かり最終稽古ラスト。 裏方黒子・見学者も含め、50人近い人が集まる、大掛かりな最終稽古でした。 黒子も何とか、初袖幕ありで最後というハードな稽古を、前の日の合宿となった綿密な打ち合わせで、その甲斐あって挽回できたんではないかと思う。 今回は、遠く九州は福岡・滋賀県からも集まっているエキストラたち役者も合わせると、30人近くになる。 今年のエキストラは良い役者になれる素質の、根っからの障害者不良人が多く、 何でも楽しんでやろう精神が大盛で舞台でも演出の私は笑い転げている始末。 この日も幼稚園の園庭で、休憩時間となればタバコをプカプカに集まる。そこへ出くわした私、「ちゃんと吸殻は、落とすなよ。子供が使うんやから。」というと、 空かさず「金さんもどうですか?」と勧めるやからたちに、思わず「うん、私も昔は吸ってたけどね。どうも、タバコは好かんので、辞めたは。」と答える会話があったり。 演出していても、こんな役者が欲しかったんだよねー、と時代の移り変わりを感じている。 それは、決して品行方正の今時の一見お利口な若い層ではない、 現代というものに浸からされてはいるが絶対に変だ、という反骨を抱いたアブレ感と、こんな時代おもろくねー! という障害者の中でも比較的まだ自覚的になれた世代。 しかも健常者よりもはるかに、縛りのない自由な40〜50才台の大人たちの障害者たちが集まっている。 しかも男ばかりなのだ。 健常者社会でのアブレ感で、かと言って反骨にもいけない、負け組・勝ち組の呪縛に苛まれている構造と、ある意味出方として障害者の方はその真逆バージョンではなかろうか? 障害者は女が老若問わず、世の中の価値を内面化し、おもしろく型破りを目指したいというのは数は少ない、ということか? 世の中の価値を内面化するも歴然とそれは健常の姿が前提としてあり、アブレはみ出すしかないしそれはずっと了解してきたこと、なのがこの年齢の障害者の男なのかも知れない。 いやー、しかしおもしろい!! エキストラを募集していて、今回ほど一種独特な躍動感が、『自由からの逃走』という作品に引き寄せられ、何か解体する兆しを感じるのはなかった。 裏方も表の役者たちも有象無象に人が寄り集まり、実際に一つの忘れてはならない過去の時代的検証としての著書E・フロムの「自由からの逃走」へ、赴く身体表現は、そんな裏と表の袖幕という一枚皮膚を透かし浸透圧し取り払われることで、成り立つ。 とうとう態変もその時期が来たということ。 これは、そんな時代的リアリティを、掴まないなんて有り得ないこと!! あなたは、絶対に触れるべきだし、一人に押し込めるには及ばない。 語るべき友を掻き集め、語るに当たする、ものを見届に来るべきです。 ===================== 男は旅に出た3 『自由からの逃走』 作・演出 金満里 【日時】 2010年9月8日(水)~11日(土) 各日19:30開演 【会場】 大阪城公園・太陽の広場 特設NGR銀色テント 【チケット】前売(一般)3000円 (学生・シルバー)2500円 (障害者+介助者ペア) 5000円 当日 3500円 ★チケット好評発売中! お問い合わせ 劇団態変 電話 06-6320-0344 インターネット http://www.asahi-net.or.jp/~tj2m-snjy/ 宣伝美術による特製「自由からの逃走」Tシャツ付き特別前売り券も発売! 公演チケットご予約時にTシャツをお申込みの方に限り!Tシャツ1枚会場 販売価格2000円のところ、1500円で販売致します。 (黒色L売り切れ!) ※公演情報は、下記の態変ホームページにも掲載していきます。ご注目下さ い! http://www.asahi-net.or.jp/~tj2m-snjy/ __________
V ★★金の友人へ向け、同報にて
(~) ,,~目座視104~" 送信させて頂きます。転送は×★★ V 残暑お見舞い申し上げます。 さぁー、テント公演のお知らせの季節がやってきました。 今年は、毎年より2週間も早いテント公演は、夏真っ盛りかも? です。 今年の新作に選びましたのは、エーリッヒ・フロムの古典的名著「自由からの逃走」を、態変的抽象身体表現で考察する『自由からの逃走』です。 ご存知の方も多い、この著書は1941年米国初版の社会心理学の論文です。第二次世界大戦集結4年前に、ドイツから亡命した米国で、フロムはこの著書を命と引き換えで止むに止まれぬ立場で考察したのでしょうか。 世界中に翻訳され現在も重版が続く、世界で読まれ続けられいる人類にとって重要な著書です。 その作品を態変的アプローチとして身体表現に変え、テントの舞台で展開させようという考えです。 これは私の、態変の身体表現への実験的な意欲作として、提示したいと思います。現代の世にこそ必要な、投げかけとしたいと思います。 魂から立ち現れる態変の身体表現は、特殊であればある程普遍を現す群像の、狂気や可笑しさ悲哀を内包させ、またそんな意味からも解放され、優越している身体への気付きの作品稽古の日々です。 『ファン・ウンド潜伏記』を経て、ようやく辿り着いた、民衆の持つ希望は悪意との裏腹なんだ、というテーマー。それを今回は徹底して、群像の側からの悪魔性を直視しする、ことに取り組んでみたいと思います。 このシリーズの完結として、星屑のように群れて流され、破壊の方向へと牽引されるにも関わらず、体制の側に付きたいとする群像、その装置としての男社会。それは知らずの内に自己破滅を呼び込む、内なる人間の心の問題、迎合への警告としてあると思うのです。 こんな気付きを、過去に人類は既に得ていたんだ、という気付かなかった大きな宝をもらったようです。 好評を得て来た毎年秋態変テント公演ですが、野外フェスティバル10回目、を迎える今回で一端打ち止めとしようと考えています。 態変はホールへ戻り、二三年後にまた参加させて頂ける? といいなあ、と思います。 この機会を是非とも、作品を観に来て頂きますよう、お見逃しにならないように!! 御来場をお持ちしております。 ===================== 男は旅に出た3 『自由からの逃走』 作・演出 金満里 【日時】 2010年9月8日(水)~11日(土) 各日19:30開演 【会場】 大阪城公園・太陽の広場 特設NGR銀色テント 【チケット】前売(一般)3000円 (学生・シルバー)2500円 (障害者+介助者ペア) 5000円 当日 3500円 ★チケット好評発売中! お問い合わせ 劇団態変 電話 06-6320-0344 インターネット http://www.asahi-net.or.jp/~tj2m-snjy/ 宣伝美術による特製「自由からの逃走」Tシャツ付き特別前売り券も発売! 公演チケットご予約時にTシャツをお申込みの方に限り!Tシャツ1枚、会場販売価格2000円のところ、1500円で販売致します。 ※公演情報は、下記の態変ホームページにも掲載していきます。ご注目下さい! http://www.asahi-net.or.jp/~tj2m-snjy/
,,~目座視101~"
6月13~18日に渡韓することになりました。 先日日本で立ち上がった「劇団態変・韓国公演を共に実現 する会」のようなものを、今度は韓国でも作る為です。 5月ワークショップの折の目座視で、皆さんへ大きく助けら れ<韓国での難問>と思っていたことが、一気に前へ進んだ ということを、ご報告したと思います。 そして今の状況としてツイッター(ManriKimです)へ書き込ん だものを、臨場感として転送致します。 ............................. 6月韓国行きで現地、障害者たちへの聞き取り・支援組織の 立ち上げ、をやるつもり。 韓国の5月ワークショッ プを受けた寝た切り重度障害者から、 その私からの説明を聞きたいと思うが、介護の手がなく来れ ないのでなんとかして欲しいとSOSが入った。これは、動き 出したぞ! 寝た切り重度身障者が、自分をそこへ連れて行け、とSOS をする。ものが動き出すときの、表には聞こえない 音という ものが、そこにはあり、確実に私には聞こえる。これに答え ずして、何かに触れられる、というものは他にはない、と私は 確信する。 ................... これに、ワクワクしなければ、生きている甲斐ないです。 Manri Kim
お陰さまで、『天にもぐり地にのぼる』金満里ソロ新作公演、盛況の内に終えることができました。
間近になりチケット売れてないお知らせの目座視通信で、お騒がせしました。燐光群の坂手さんも、返しで答えて頂け、何と人騒がせな、と思っておりますが、嬉しかったです。 みなさん、ありがとう御座いました。 やはり今のご時世もう少し伸びることは可能だと思うのですが、一度もキャパ70席には及ばなかったことが、残念といえば残念です。 4回公演での観客動員数230と四捨五入200で、もう20人増えていれば四捨五入300に近付いたんですが・・・ 今回の公演終了後、観客にも残っていただき軽い打ち上げを、土曜の昼間公演以外は、行ってみました。感想を直接聞きたいし舞台の余韻として、舞台を下りまた違った感じで観客の中で楽し みたい、という気持ちでです。 すると以外と声を掛けていただいたのが、再演はいつですか? でした。 公演が終わったところで、再演を聞かれるのも不思議なものです。しかしこれも直ぐにでもまた観たい、という感想なのでは、と思います。 そして、若いマスコミで紹介文を書いていただいた人達が、多く残っていて、話しかけて来られるのも良かったと思います。 そこで先輩の人から金さんのソロは良いと定評があり、是非観るように、と言われていた。ということが聞けたりしたことは、普段あまり届いて来ない私の身体表現が、どのように受け止められているのか、について知れる嬉しさと。 大阪ドイツ文化センターの所長で2年前ぐらいに赴任された、ミシェル・シュレーン氏が残り、最上級の褒め言葉を、投げかけていただきアンケートも書き込んでくださっていたことや、 「女優の誕生と終焉」という表題の学術論文を本にした池内靖子さんが連れて来てくださった在日コリアン二世か三世の30代前半の若い女性は非常に感じいる所が大きかったようで、私が在日コ リアンとして感じている今回の作品の中に色濃く一つの答えとして見付けられたと思う間(あいだ)せいをちゃんと受け取って頂けた様子で、とても深く感じ入り言葉にならない状態だが、何だ か自分の追求したいことがすっきり見えたような感じと言って頂けました。 その中の一人はテキスタルアートをやっている人で何か自分の作品と繋がっていけば私も嬉しいなあと思える出会いであった。もう一人の人は私が作品中に演じたサルプリを、これまで観たどのサルプリよりも自分としては一番良かったものを観ることが出来、非常に嬉しい。自分もサルプリともう一度向合い習い直してみようと思えた、と私にとって一番気になっていた作品全体の中でのサルプリという韓国古典舞踊を入れ込んだことをどのように観客は観ているのだろう、ということへ若い在日コリアンの女性からそのような感想は何よりもの至宝を頂いたような、感想で天にも昇るいや、天にももぐる気持ちです。 といった切りがないぐらい数々の、言葉が聞けました。 みなさんには、今回の公演の成功を、報告したいと思います。 私のメールへのお付合い頂いている方々、観客として足を運んでくださった方々、又手売りチケットを預かって売った方々、口コミで広めて頂けた方々、に感謝の念を送ります。 そして横浜から監修に大阪入りしてくださった慶人先生。 2泊3日間を滞在し全ての公演に立ち会った欲しい、との私の無理を何気なく、到着してから「そうしましょう」と答えて頂け4回公演ともつぶさに見届け、次の公演の手直しを毎回行って頂 けたという、本当に恵まれた環境での貴重な作品作りの日々を向えられたことが何よりも大きいと思います。 慶人先生の手直しは、公演毎に照明・音響への注文としてあり、鋭くなって行くものでした。 これは大野一雄先生を、世界が魅了させ深淵に触れさせ、感動というには浅い、震撼とさせる魂の歓びとしてある演出法だと、今思うと恐ろしいばかり。 世界の大野一雄へと、ずっと寄り添い完成させて行かれた手法なのだと、気付かされます。 そうして作り出す舞台へ、私と言う演者には一切手直しはなさらず、「良いですよ」と仰るのみで、その無音となる所や激音となる所で試される、ように運んで行かれます。演者としての私は実にアッと、言う間に、舞台での世界と格闘し別次元へと連れ去れていたということです。 もの作りへの飽くなき探究心を、隙間を見逃すまいとする冷徹である種壮絶な執念、といえる程のものを感じさせて頂けました。かといって実に軽やかに、少しも謙らずにいながら次元の高さで もってみんなに教え語られる姿勢に、私などは全くといって正反対な演出としてあるな、と真似ようとて到底足もとにも及ばないものを思い知るようでした。 そのような一生懸けても恩返しは出来そうにない偉大な恩師の存在を間近に、ソロ作品に日々邁進させて頂けたこと。 そして、それがホール全体そして公演、とさせて頂けたことに、私の身には余る幸せだと感じております。 恩師の有り難さであり、感謝しても尽くせないものを『天にもぐり地にのぼる』へ吹き込んで頂きました。 本当に、ありがとう、御座いました。 私はやはり、舞台で返す他ありません。 そしてみなさんへも、ご注目いただけた賜物だと、思います。 感謝の念を送りたいと思います。 端的にいえば、今回新作の『天にもぐり地にのぼる』 の発表は、これまでにない深くて広い別世界に知らずにいたような不 思議な実感のする反響を、観客の皆様から頂け、大きな手応えがあり ました。ありがとう御座いました。 < 前のページ次のページ >
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