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8月1日 晴れ 猛暑が続く日本列島で、東日本では豪雨での被害が続いている。 魔の7月が今年も過ぎた。 亀のように首をすぼめ、災難が降りかかりませんようにと、戦々恐々で7月はあと何日と指折り数える。 障碍者殺しの7月。世の役に立たない者は、先に逝ってしまえと言われ、自ら嘱託殺人を依頼せねばならない、気にさせられる。 そういう、厄介な災難が障碍者に降りかかる、7月、が今年無事に過ぎた。 今日から8月。 明日、8月2日から3日間、私の夏休みワークショップが始まる。 毎年やりたい、夏休み金滿里の特別身体表現指導=ワークショップが、コロナでここ2・3年はできなかった。 8月は研究所も夏休みなので、この休み気分で楽しい身体の探索を、遊んで行こうと思う。 今回は、全くの予定調和外して、思わぬ身体と頭の分離する瞬間に立ち会いたい、と目論んでいる。 さぁー、楽しみ〜。 ![]() #
by kim_manri
| 2024-08-01 21:49
| 芸術の庭
![]() この公演紹介をブログへやろうと思いながら結局はできずじまであった。公演の細かい記録は、ここに移している私の個人通信「目座視」のコーナーにあるのでここでは割愛する。 年に一度は自分のソロ公演をやりたい、と思いだしている。昨年の3月に新作ソロ『漆黒の赤』をアイホールでやったので、あれから1年は過ぎたのでそろそろやらないと、という考えはあった。 そして今年態変は、結成40周年という節目に入る。それを象徴する公演を10月に打つ予定をしている。無我夢中ではあったが気がつけば、40年間続けてこれたというのは、これまで亡くなっていった態変パフォーマーが深い思いをそれぞれに態変に懸け、残して行ってくれたからで、今を受け継ぐ我々もその思いに応えようとしたから、ここに40年があると思う。 そうだ!なにか前に進む大事な事始めに、韓国の儀礼でやるのは、亡くなった人たちへの供養をし挨拶を捧げ、安寧を祈るチェサという儀式がある。その作品が私のソロ『寿ぎの宇宙』にはあるじゃないか! 今、この作品で、志を一つにし死しても尚支えてくれている亡きパフォーマーたちがいること。そして眠っているだけではなく、40年の節目に出てきてもらい、共にこの険しい行路を清め行く手とするために、寿ぐ手伝いをお願いしたい、と、考えた。 態変40周年を祝祭にする。それ自体が、景気よく聞こえはしても、我々の実態は、成立させるにはそう容易い状況ではない。下手をすると、打ち上げ花火と一緒に消えてなくなる危うさが正直なところである。だが、手をこまねくよりも、当たって砕けろ! これまでもそうだったように、今年の40年も、黙って通りすぎず、しっかりと出来ることで40年を打って出る。それが、我々のやり方であり、もの言えず差別に喘ぎながらも大らかに態変の舞台では弾け切った亡き同胞(はらから)と語らい、祝祭の初めとするのに最も相応しい『寿ぎの宇宙』をやると決めた。 今回もステージの冒頭から、亡き7人のパフォーマーにご登場いただく『寿ぎの宇宙』。この、一人ひとりのつぶやきを聞き、大きく木霊していくのが私には聞こえ、何ものにも代えがたい喜びがあった。そして、新たな気づきに至った。ここではこれ以上は語れないが、何れ『寿ぎの宇宙』公演の機会があれば、言葉にしていけるかな、とも思う。 さて、公演は 予定の4回公演チケットが2週間前にして完売する、という嬉しい悲鳴で即、追加公演1回を決めれた。 それは、千穐楽の5月21日(日)14時、を、18時からの公演を増やし千穐楽とし全5回公演を果たすことに。 態変アトリエの小さな空間のメタモルホールの集客は、ひな壇客席を設えその横に簡易イスや車イス席空間を用意し25・6人分。立ち見が出れば30人ぐらい。と、昨年3月に行ったアイホール『漆黒の赤』が1回公演に120席だったのに比べると、メタモルホール4回全分が立ち見で入ったとして、ようやくアイホール1回分である。 そういう意味では追加公演は必須だったと言える。 それにしても、コロナの流行で、こちらとしてもメタモルホールを長く閉めていたことと、一般的にホールへ足を運ぶ環境に中々踏み出せなかったここ3・4年、そしてコロナはまだ進行中、といった時期であった。そんな中で、小さなメタモルホール公演をでき、メタモルカフェも開店でき、公演も追加公演を決めれ、なんといういい滑り出しができたことか、と、一番に詰め掛けていただいた観客のみなさんあってのこと、そして舞台を支えてくれたバックステージのスタッフそしてへ観客をつなげる制作回りとカフェ担当者と日替わりで回す責任者に名乗りを上げてくれた助っ人、そういう体制で迎えることができたことが、本当に嬉しい。 そして、公演当日初日に私にとっても、気づかれなく観客にとっても、 サプライズがあった。 この作品の監修である亡き大野慶人先生、慶人先生の奥様の 大野悦子さんが次女の圭子さんと横浜から駆け付けて『寿ぎの宇宙』の私の舞台メイクを直々にしに来て下さったのだ。 大野一雄・慶人両先生の舞踏の衣装やメイク・ヘヤーもずっとプランを練って、世界を震撼とさせた独自の舞踏の美を、産み出す芸術を裏で一緒に支え一部始終を経験してこられた、唯一の生き証人の悦子さん。圭子さんも、慶人先生の愛娘として晩年の言葉を記録し、今私たちが出す情報誌イマージュへ連載中で、慶人先生の跡をずっと形付けようとしておられる。その悦子さんと圭子さんの『寿ぎの宇宙』の今回の舞台は、創る側へその審美眼で鍛え上げた腕で参画していただけたということ。本当に、それだけこの公演は、凄い公演になっていたのだ、実は。 そのメイクをうちの態変メイクを長年引き受けてくれている倉橋かおりさんが、見て覚えその後の公演メイクを行う、と、伝授され託されて初日に来られ日帰りで帰って行かれた。 もう、なんとも光栄の至りで、その後の公演へもパワー注入していただけ全開で、乗り越えれたというご報告をせねばならない。 (写真:初日公演ハネて帰路に着かれる右,大野悦子さん、と記念写真 メイクの倉橋かおりさん、音響の仙城真さん) #
by kim_manri
| 2023-05-31 18:11
| 芸術の庭
2023年4月21日(金) 曇り
情報誌IMAJU Vol.84に、トークセッションに題して 「上念省三×金滿里 美醜をひっくり返す身体性を探る」という大それたテーマを掲げ、載せた。 これは昨年2022年の夏にジュンク堂書店大阪店で行った記録に編集部が編集を入れ、又その後に追加の対談を上念さんとやり、全体としたものである。 これも是非とも貴重な態変を創る私からの言葉であると思い読んでいただきたい。 私のソロ作品を作ること、即ち態変身体表現を創ること、が、よりエッセンスとして自分と他者へ向け、このときの他者とは観客であり態変パフォーマーであるが、抜きん出て問うものになることは必然である。 そのときのトークセッションはジュンク堂書店から同時にオンライン配信も希望者にはあり、幸いにもリアルな映像が記録として残されていた。 この程、ジュンク堂書店を初めとし各関係者のご協力により、そのリアルトークセッションの模様を映像として、一般へ公開する運びとなった。 トークセッション映像 ⇓ これは、態変芸術40年間の営為があって、ようやく私が、上念さんのトークで、良い格好つけずにときにはモロすぎる話題へも痛快な話題へと引っ張っていけた、話したい!という気持ちを全面的に素直に出せた画期的なものだと思う。 はっきりいって態変は、最前衛であり続けないと存在の意味を失う。が、それと同時に40年間前人未踏の地をひた走りして来た道程を振り返るとそこには、一つの消せない足跡が有りそれが伝統として息づいている。もう既に、最前衛であり、古典も有している、という事実に目を向けなければならない。 そういう立ち位置になって、出来上がってしまう固定的古典を理解したい人たちへの、解った振りをぶっ壊していかなければいけないし、ここでストップを噛ますのではなく逆に、忌憚なく態変についてトークをやっていきたいのである。 それが、この態変のような有り方と長年の活動が、この日本の地でやれていることは、世界中のアートにとって<人類が、戦争の方向ではない、芸術を産み出し命を掴み取らせる、生きるための芸術への欲求であり役割>だという意味。 その真実に近づくプロセスを作っていける。その中で態変ってなんなのか、を問題していかなければいけないと、課せられて命題のホンのさわりに触れられた、埋もれさせたくない重要な企画である。 みなさんに公開でき本当に嬉しく思う。 #
by kim_manri
| 2023-04-21 16:36
| 芸術の庭
V
(~) ,,~目座視183~” V みなさん、お元気ですか? 金滿里ソロ『寿ぎの宇宙』公演5月19・20・21日(金・土・日)3日間で4回公演、を 態変アトリエ、メタモルホールで行います。 この機会に、観にいらしてください。 この作品は私にとって、4作目となる、師匠の大野慶人先生に監修していただいた最後の作品であり 大師匠の大野一雄先生のスピリットも受継ぐ、大きな作品です。 2017年NHKハートネットtv 「ブレイクスルー File.91 革命の身体表現 —劇団“態変”・金滿里」で放送され 最後を飾るシーンは印象深く好評で、記憶されている人も多いと思います。 『寿ぎの宇宙』は、東日本大震災が起きた2011年の衝撃を受け、翌年の2012年に態変パフォーマーで私の右腕だった福森慶之介の末期ガンで亡くした喪失感と、そしてそれまでに亡くなった態変パフォーマーたちに思いを寄せ2013年作品を完成させメタモルホールで初演を迎え、 以来10年間いろんな場で上演させていただきました。 ’11年大地震の初動は天災でもそれが福島第一原発事故という人災へとつながる様を、人々のあえぐ声をテレビ媒体で見た衝撃です。 それは私にとって障碍者が差別の中で声にならず死んでいった多くの仲間の、<底知れぬ、置き去りにされる恐怖>と重なりました。 その根本には、大きい国家権力が虫けらのように民を蔑ろにする結果があり、人知れず声を発することも出来ずに圧殺されて行く、 名もない命の夥しい存在です。 私はこの作品で、現在に生きる自分の背後に感じ背負い、ともに生きたい。 それは知らん顔で宇宙は宇宙としてあるんだ、ということにではないだろう、それはあり得ないのではないか? 宇宙という茫漠とした無限の中にあって、そういった自己や人間そして歴史は、ほんの些細な存在たるもなり得ないかもしれない。 が、人間の強欲な文明を押し自然破壊を繰り返す様は、宇宙にとっての関わりを宇宙にも問いたい、という思いがあります。 そういった全てが、並列に交差しながらある、受け止め、です。それがこの作品を貫く、許しを請い、寿ぎたい、という私の舞になりました。 :: :: 私たち態変は、今年40周年を迎えます。よくぞここまで、やってこれた、と思えばやはり 私たちに惜しみなくエールを贈ってくれている亡き態変パフォーマーたちがあってのことと、ここに、 感謝の語らいの儀式を『寿ぎの宇宙』の作品では主とする舞台、それを用意しそこから40周年企画を初めたいと思います。 幾ら自分たちのアトリエといえども、一旦公演となると私たち身障者の舞台作りで、黒子は絶対に必要で、公演成立は用意ではありません。 それにコロナが長引く中、私たちのメタモルホールでの企画も止まった状態でした。 昨年にさなぎダンス企画で久々に開くことができ、後は私の身体芸術研究所のレッスンを開くことで少しづつ開始していました。 今回も僅か26席ほどで一杯になるメタモルホールで、私どもの作品公演ができることも本当に有り難い限りです。 そんな『寿ぎの宇宙』ソロ作品公演に、遠くからでも是非とも見逃さずご来場下さい。 尚、情宣への手が回っていません。 どこへでも、宣伝・SNS・ライン、できる方法で、情報を広めていただけませんでしょうか。 下に、情報の概略を貼り付けます。 -金滿里の庭-ブログへも書き出していきす。 『寿ぎの宇宙』公演概要⇛ http://taihen.o.oo7.jp/upcoming.html 態変リニュアルアップホームページは⇛ http://www.asahi-net.or.jp/~TJ2M-SNJY/jtop.htm ====== 『寿ぎの宇宙』 監修:大野慶人 作:金滿里 【日時】 5月19日(金)19:00 5月20日(土)14:00 / 19:00 5月21日(日)14:00 【会場】 メタモルホール(最寄り駅:JR東淀川) 大阪市東淀川区西淡路1-15-15 【チケット】 (全席自由・日時指定) 前売 一般 3,500円 /25歳以下 2,500円 /障碍者・介助者 各3,000円 当日 4,000円 チケット予約開始後、ホームページよりお申込みできます。 http://taihen.o.oo7.jp/upcoming.html 『寿ぎの宇宙』作品についてhttp://taihen.o.oo7.jp/past-pf/kotohogi/kotohogi.htm ========= ——2023.4.12 金滿里 #
by kim_manri
| 2023-04-13 07:48
| 目座視
昨年の3月に私の新作ソロ『漆黒の赤』を世に出し 観客の皆さんの作品舞台に対する感度の良さを、思いの外感じ取れる嬉しい舞台経験となった。 その熱冷めやらずの勢いに乗り、同じ年の8月にジュンク堂書店難波店でトークセッションを、上念省三さんにお付き合い願いこれ又無謀にもタイトル「美醜をひっくり返す身体性を探る」と、大それた大風呂敷を広げさせていただき、私のこれまでのソロ作品全5作を、その舞台映像を観せながら各作品についてお話することをした。 私の身体表現の、ロールモデルのない、全く新しい表現を生み出すに至る、萌芽への原点とそれが今に至るセオリーの醍醐味を2時間に渡り一気に話した。 これは、今発行中の情報誌イマージュVol.84にトークとして、 そのときの録音起しと、その後上念さんに追加でトークを取らせていただき、 その2回に及ぶ収録を合わせ トークセッション●上念省三×金滿里 美醜をひっくり返す身体性を探るー金滿里ソロ作品を中心に というタイトルに、まとめた。 これは貴重な記録に後々なるだろうと、是非とも一読をお勧めしたい この勢いトークの中で、上念さんが『寿ぎの宇宙』の作品性について、 「シンプルで重厚に観客へ伝わるこの作品は良い」とストレートに絶賛していただけた。内心で、これはいいことを伺えた、と 素直に『寿ぎの宇宙』公演をやりたい、と褒められると@@は木に登るという具合に、単純な私は思い立った。 年をまたぎ2023年5月にアトリエでの公演決めたのだ。 ソロ作品は、何度でもくり返し上演していきたいものばかりではあるが、現実的には再演は無理なものも何作品かはあって、その話しもバンバンこのトークではしている。 そういう訳で『寿ぎの宇宙』を、今回5月19・20・21日(金・土・日)メタモルホールでやることにした。 『寿ぎの宇宙』'23年メタモルホール、を是非見届けに、 みなさんにお越しいただきたいと切に願う。 先ずは、情報誌IMAJU Vol.84 を、お読みいただきたい。 #
by kim_manri
| 2023-04-02 16:22
| 芸術の庭
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