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2023年4月21日(金) 曇り
情報誌IMAJU Vol.84に、トークセッションに題して 「上念省三×金滿里 美醜をひっくり返す身体性を探る」という大それたテーマを掲げ、載せた。 これは昨年2022年の夏にジュンク堂書店大阪店で行った記録に編集部が編集を入れ、又その後に追加の対談を上念さんとやり、全体としたものである。 これも是非とも貴重な態変を創る私からの言葉であると思い読んでいただきたい。 私のソロ作品を作ること、即ち態変身体表現を創ること、が、よりエッセンスとして自分と他者へ向け、このときの他者とは観客であり態変パフォーマーであるが、抜きん出て問うものになることは必然である。 そのときのトークセッションはジュンク堂書店から同時にオンライン配信も希望者にはあり、幸いにもリアルな映像が記録として残されていた。 この程、ジュンク堂書店を初めとし各関係者のご協力により、そのリアルトークセッションの模様を映像として、一般へ公開する運びとなった。 トークセッション映像 ⇓ これは、態変芸術40年間の営為があって、ようやく私が、上念さんのトークで、良い格好つけずにときにはモロすぎる話題へも痛快な話題へと引っ張っていけた、話したい!という気持ちを全面的に素直に出せた画期的なものだと思う。 はっきりいって態変は、最前衛であり続けないと存在の意味を失う。が、それと同時に40年間前人未踏の地をひた走りして来た道程を振り返るとそこには、一つの消せない足跡が有りそれが伝統として息づいている。もう既に、最前衛であり、古典も有している、という事実に目を向けなければならない。 そういう立ち位置になって、出来上がってしまう固定的古典を理解したい人たちへの、解った振りをぶっ壊していかなければいけないし、ここでストップを噛ますのではなく逆に、忌憚なく態変についてトークをやっていきたいのである。 それが、この態変のような有り方と長年の活動が、この日本の地でやれていることは、世界中のアートにとって<人類が、戦争の方向ではない、芸術を産み出し命を掴み取らせる、生きるための芸術への欲求であり役割>だという意味。 その真実に近づくプロセスを作っていける。その中で態変ってなんなのか、を問題していかなければいけないと、課せられて命題のホンのさわりに触れられた、埋もれさせたくない重要な企画である。 みなさんに公開でき本当に嬉しく思う。 #
by kim_manri
| 2023-04-21 16:36
| 芸術の庭
V
(~) ,,~目座視183~” V みなさん、お元気ですか? 金滿里ソロ『寿ぎの宇宙』公演5月19・20・21日(金・土・日)3日間で4回公演、を 態変アトリエ、メタモルホールで行います。 この機会に、観にいらしてください。 この作品は私にとって、4作目となる、師匠の大野慶人先生に監修していただいた最後の作品であり 大師匠の大野一雄先生のスピリットも受継ぐ、大きな作品です。 2017年NHKハートネットtv 「ブレイクスルー File.91 革命の身体表現 —劇団“態変”・金滿里」で放送され 最後を飾るシーンは印象深く好評で、記憶されている人も多いと思います。 『寿ぎの宇宙』は、東日本大震災が起きた2011年の衝撃を受け、翌年の2012年に態変パフォーマーで私の右腕だった福森慶之介の末期ガンで亡くした喪失感と、そしてそれまでに亡くなった態変パフォーマーたちに思いを寄せ2013年作品を完成させメタモルホールで初演を迎え、 以来10年間いろんな場で上演させていただきました。 ’11年大地震の初動は天災でもそれが福島第一原発事故という人災へとつながる様を、人々のあえぐ声をテレビ媒体で見た衝撃です。 それは私にとって障碍者が差別の中で声にならず死んでいった多くの仲間の、<底知れぬ、置き去りにされる恐怖>と重なりました。 その根本には、大きい国家権力が虫けらのように民を蔑ろにする結果があり、人知れず声を発することも出来ずに圧殺されて行く、 名もない命の夥しい存在です。 私はこの作品で、現在に生きる自分の背後に感じ背負い、ともに生きたい。 それは知らん顔で宇宙は宇宙としてあるんだ、ということにではないだろう、それはあり得ないのではないか? 宇宙という茫漠とした無限の中にあって、そういった自己や人間そして歴史は、ほんの些細な存在たるもなり得ないかもしれない。 が、人間の強欲な文明を押し自然破壊を繰り返す様は、宇宙にとっての関わりを宇宙にも問いたい、という思いがあります。 そういった全てが、並列に交差しながらある、受け止め、です。それがこの作品を貫く、許しを請い、寿ぎたい、という私の舞になりました。 :: :: 私たち態変は、今年40周年を迎えます。よくぞここまで、やってこれた、と思えばやはり 私たちに惜しみなくエールを贈ってくれている亡き態変パフォーマーたちがあってのことと、ここに、 感謝の語らいの儀式を『寿ぎの宇宙』の作品では主とする舞台、それを用意しそこから40周年企画を初めたいと思います。 幾ら自分たちのアトリエといえども、一旦公演となると私たち身障者の舞台作りで、黒子は絶対に必要で、公演成立は用意ではありません。 それにコロナが長引く中、私たちのメタモルホールでの企画も止まった状態でした。 昨年にさなぎダンス企画で久々に開くことができ、後は私の身体芸術研究所のレッスンを開くことで少しづつ開始していました。 今回も僅か26席ほどで一杯になるメタモルホールで、私どもの作品公演ができることも本当に有り難い限りです。 そんな『寿ぎの宇宙』ソロ作品公演に、遠くからでも是非とも見逃さずご来場下さい。 尚、情宣への手が回っていません。 どこへでも、宣伝・SNS・ライン、できる方法で、情報を広めていただけませんでしょうか。 下に、情報の概略を貼り付けます。 -金滿里の庭-ブログへも書き出していきす。 『寿ぎの宇宙』公演概要⇛ http://taihen.o.oo7.jp/upcoming.html 態変リニュアルアップホームページは⇛ http://www.asahi-net.or.jp/~TJ2M-SNJY/jtop.htm ====== 『寿ぎの宇宙』 監修:大野慶人 作:金滿里 【日時】 5月19日(金)19:00 5月20日(土)14:00 / 19:00 5月21日(日)14:00 【会場】 メタモルホール(最寄り駅:JR東淀川) 大阪市東淀川区西淡路1-15-15 【チケット】 (全席自由・日時指定) 前売 一般 3,500円 /25歳以下 2,500円 /障碍者・介助者 各3,000円 当日 4,000円 チケット予約開始後、ホームページよりお申込みできます。 http://taihen.o.oo7.jp/upcoming.html 『寿ぎの宇宙』作品についてhttp://taihen.o.oo7.jp/past-pf/kotohogi/kotohogi.htm ========= ——2023.4.12 金滿里 #
by kim_manri
| 2023-04-13 07:48
| 目座視
昨年の3月に私の新作ソロ『漆黒の赤』を世に出し 観客の皆さんの作品舞台に対する感度の良さを、思いの外感じ取れる嬉しい舞台経験となった。 その熱冷めやらずの勢いに乗り、同じ年の8月にジュンク堂書店難波店でトークセッションを、上念省三さんにお付き合い願いこれ又無謀にもタイトル「美醜をひっくり返す身体性を探る」と、大それた大風呂敷を広げさせていただき、私のこれまでのソロ作品全5作を、その舞台映像を観せながら各作品についてお話することをした。 私の身体表現の、ロールモデルのない、全く新しい表現を生み出すに至る、萌芽への原点とそれが今に至るセオリーの醍醐味を2時間に渡り一気に話した。 これは、今発行中の情報誌イマージュVol.84にトークとして、 そのときの録音起しと、その後上念さんに追加でトークを取らせていただき、 その2回に及ぶ収録を合わせ トークセッション●上念省三×金滿里 美醜をひっくり返す身体性を探るー金滿里ソロ作品を中心に というタイトルに、まとめた。 これは貴重な記録に後々なるだろうと、是非とも一読をお勧めしたい この勢いトークの中で、上念さんが『寿ぎの宇宙』の作品性について、 「シンプルで重厚に観客へ伝わるこの作品は良い」とストレートに絶賛していただけた。内心で、これはいいことを伺えた、と 素直に『寿ぎの宇宙』公演をやりたい、と褒められると@@は木に登るという具合に、単純な私は思い立った。 年をまたぎ2023年5月にアトリエでの公演決めたのだ。 ソロ作品は、何度でもくり返し上演していきたいものばかりではあるが、現実的には再演は無理なものも何作品かはあって、その話しもバンバンこのトークではしている。 そういう訳で『寿ぎの宇宙』を、今回5月19・20・21日(金・土・日)メタモルホールでやることにした。 『寿ぎの宇宙』'23年メタモルホール、を是非見届けに、 みなさんにお越しいただきたいと切に願う。 先ずは、情報誌IMAJU Vol.84 を、お読みいただきたい。 #
by kim_manri
| 2023-04-02 16:22
| 芸術の庭
12月6日(火) 晴れ曇り
12月4日の日曜に、『白花弁の歌(しろはなびらのうた)』公演の打ち上げ、といっても軽く乾杯し大入り袋配りをやって、舞台映像をみんなで観る、という簡素なもの。コロナで乾杯すらできずにここ3年ぐらいはあったので、少しは公演後に交流を温められた。 日々が平常に戻りゆく。この慌ただしい心ざわつく、何かが平常ではなくかといって、全ての出来事が大事か些細なことなのかを主査選別できる能力を削がれて行き、のっぺりとした平常心だけを取り繕うようなスルー顔が癖になる、居心地に悪い感情が残る平常な日々だと言える。 確実に『白花弁の歌』で、そういうリアリティーを態変身体で舞台空間そのものを問題にし、伝わったという実感はある。だが、これとて終わってしまって、素に流されて元の木阿弥にされないためには、と、焦る気持ちがまだあって余韻冷めやらずを確認し、良かった、と思う。 『白花弁の歌』を空間として、観客席から見て奥行きのある縦長で見せる舞台作りを、舞台監督の大田さんには奮闘してもらった。 アイホールという、キューブ上の床面を、観客席は無理なギリギリまで箱馬も使って傾斜をつけた作りにしてもらった。 それは、客席から細長く遠くの舞台を見る景色にしたい、作品性だからであった。 それは、ものの見事に観客の反応から的中したのが、公演後のアフタートークでの、客席からの質問やアンケートで感じれた。 細部に渡って、人知れず静かな深々と積もる雪のすべての音を吸っていくような、透き通った感性を表現したいと思った。 さて、こんな至福な後にする列に、次への行き先は何処へ、と問う無粋も誰もいない。 #
by kim_manri
| 2023-03-09 18:36
| 芸術の庭
パートナーの朝未は細い体で、スルッと出産できなんとも良かった。 里馬と朝未は、子に陽満(はるま)と命名。 私につながる命がこの世に出現する、という目出度い出来ごとに与っている。 なんとも不思議な気恥ずかしい気分だ。 命に対する捉え方を、自分から発し、自分のものを分けて出来た直接自分の子、があってそこから派生し命を分けられた子ができる。 命が繋がる、ということを目の当たりにすると、自己が増殖するような。 新たなものが展開する兆しである。 障碍者と在日コリアンという自分の立ち位置で、地縁血縁を拒否し、個としての存在に徹底して拘り、自立、という概念を見つけてきた私。 そこで、具体的に生きる、ことを構築するプロセスがあって、遭遇し作り出す血の繋がりがあるということ。 素直に受け止めながら、何を新たに作りたいのか、益々、どんな生き方をしたいのか、を試されているような…。 '23.2.11 #
by kim_manri
| 2023-02-12 18:06
| 生活の庭
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