忌野清志郎、が昨日に死んだとの新聞記事に、大きくショック!
喉頭癌で、奇跡的回復の復活ライブを、NHKで観て以来音沙汰ないなー、と思っていてここ2週間程気になっていた。
私の施設から出た親の家に戻っての暗かった、先の見えない18・9才の頃に、トランジスターラジオから流れて来たRCサクセションの名前、その歌の反抗的でナイーブな高校生の乗りが気に入って、それ以来、忌野清志郎という名前を覚え、ずっと好きでいた。
いわば私と同じ世代のその時代を共に生き、先を見させてくれる勇気として、欠くこのできない歌だった。そのデビューの「大学ノートの裏表紙に、さなえちゃんを書いたの。あんまり一生懸命書いたから、いつの間にか消えたの。」の歌詞の(題名不明。えっ、この歌は古井戸だって? 何で? 私の勘違い・・・! 絶対? RCはカバーしてなかったでしょうか? どなたか知る人はいませんか?)から、大ヒットの最高な「雨上がりの夜空」も、そして今も清志郎の作る歌へは、注目し大好きだった。
草𦿶くんが、公園で裸になり「裸になって、何が悪い!」とクダまいたという事件といい、今や反逆は些細なことでも貴重な、心の自由だ、という困った時代。きっと、この事件の取り扱われ方への怒りを持つ人と共に、清志郎の死が人生への大きな失望と、私のように受け止める人も多いことだろう。
清志郎は、反原発も歌っていて、やはり反逆児のロックンローラーとしてのその歌の魂に私はすくわれ続けたことを、絶対に誇りに思う。