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昨日の朝刊で初めて知った、一昨日5/2になりたての午前12時51分に息を引き取った、忌野清志郎に関して。
私は、RCサクセションという方が、馴染みな感じで好きだった。京都会館だったと思うが、私が態変を始めた頃に、コンサートを聴きに行っているぐらい好きなバンドだった。そのときに、何かに書いたと思うが、いつもの如く開演間近にホール入りし、そのまま舞台最前列の通路に車イスで「ラッキー」と思い、陣取っていた。するとマネージャーらしき人が最終チェックに見回りに来て、私の車イスを見付け、大怒鳴り。「誰だ、こんな所にこんなものを!」と血相代えて、「これを、あっちへ早く、持って行け!」と何人かの人に指示し、私は車イスごと階段を御神輿に担がれて、結局は最上段の車イス空間に連れて行かれた。<えっ、何やの。人を、これとかあれとか物みたいに・・・。>と思った。が、それで少しは開演が遅れることになってしまったし、まっ、清志郎が聴けるんやから、どこでも良いかっ! というワクワク感の楽しいコンサートを過ごしたという出来事を覚えている。 RCはカセットテープで音楽を聴いていた時代だったので、かなり揃えて持っていた。しかしCDに移行してからは、そんなに新たに購入してなかったので清志郎の「メンフィス」ぐらいしかなく、昨日の清志郎の訃報の朝に、早々に梅田に買いに走ってもらって昨日は昼間の態変の稽古以外は、ずっと清志郎の歌に埋もれ過ごした。 昨日に書いた、「さなえちゃん」とRCの関係も、昨夜に判った。 清志郎の親友で、RCやその後の清志郎のバンドにも必ず参加しているギタリストの仲井戸麗市が、やっていた古井戸というバンドの時代に、仲井戸自身が作った歌の詩ということだ。清志郎が作った、RCのデビュー作「ぼくの好きな先生」の、歌詞とよくごちゃ混ぜにして受け取っている人も多いとのことで、私もその一人ということで、全くのお門違いではないというのが判って清志郎に関する座り心地が良くなった。 私も今週の金曜には『マハラバ伝説』の公演に、茨城へは行くことになっている。昨日もその為の、最後の態変稽古を、大阪東淀川の小学校を借りて行っていたのだ。 うん、清志郎とは、生きてる間にもしかしたら、会おうと一生懸命になったら会えていたかもなー、と考えながら、『マハラバ伝説』の作品の元になった、マハラバ村発祥の地茨城県の市民に呼ばれ公演する、という今は独特な緊張観の中で、ふとっ思った。 今回の発祥の地茨城への態変『マハラバ伝説』公演、そして清志郎の死去。何か大きく巡ろうとしている時代の節目を感じる。そんなときにやっておくべきことに向う自分もその一人として、与えられた機会を大切にひたむきに歩まなければとつくづく思う。 折しも、昨日は憲法記念日。来年の5月には、とうとうあるという、憲法九条の憲法改悪を狙った、国民の世論投票があるということを、最近知って慌てている。インフルエンザAの世界的流行を前に、そんなこともブッ飛ぶぐらいの本当の危機感を感じるし、戦争反対の平和をロック魂で飄々と体現していた清志郎の癌との闘いの死。 危機管理を理由に、最近は「国益」という言葉まで平気で口にする、麻生という首相が居座るこの日本。国益という言葉は、戦争の侵略を可能にさせる、前段の言葉ではないか! そう言う言葉を吐かれても、何も抗議さえ出ては来なくなった日本の国民の、飼いならされいる感性が今一番恐ろしい。 国家権力からの管理を、笑い飛ばしはね除ける、自由を求めるまともな心のロック魂が、益々民に取っては必要とされてくる時代に、清志郎から受け渡されたものは大きい、と思うのは私だけだろうか。
by kim_manri
| 2009-05-04 14:57
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