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豚インフルで騒がしい関西、大阪からです。
市内はまだですが、マスクがどこも売り切れと言った具合ですが、 パニックにならないようにしたいものです。 茨城公演5/10の一日2回公演限り、無事終わりました。 行く前にブログかメール通信出そうと思いながら、出せずじまいでした。 ホールに観に駆け付け頂け、終演後にお会いして帰られた人達、ありがとう! 予想どうり、『マハラバ伝説』のマハラバ村があった、本拠地茨城での公演は 凄く濃いものになりました。 観客も現地実行委員の方々の努力により、盛況で観た観客への評判も 非常に好評のようでした。一安心、となんだかこの作品を作った時からの、 大きく胸につかえていたものを降ろすような、この作品に取っても態変という 劇団にとっても、大きな公演でした。 公演前の5/8には、実行委員企画で、マハラバ村を作った脳性麻痺の 「青い芝の会」(今は会員でないとのこと)の小山さん・地元自然所クラブの柳瀬さん、 それぞれに2ラウンド用意されたシンポジュムがありました。 そして大佛和尚(亡くなっておられる)の息子さんで僧を継いでおられる若和尚とも お会いしたり、大佛和尚の未亡人はお母さんと呼ばれ今80才となっている御坊さま ともお会いさせて頂けたり、とこの機会にしか恵まれない大いなる出会いが沢山あり ました。 この作品のモデルのマハラバ村にまつわる方々が居る現在にこそ、現地で呼ばれ、 この作品を公演する意義があったと企画した実行委員会の偉業には感謝する思いです。 作品にとって、関係する方々がその作品を観たいと思って頂け、チケットを手売り してくださり公演に呼ばれる。それは作品のルーツを確かめて、尚確かな命を吹き込 んで頂けるということで、ことほど幸せなことはありません。 マハラバ村が実在し、その活動が、日本に於ける障害者解放のみならず、人間の価値 を真から問う思想として現在にも人々の生命観に大きく影響を与え続けていると私は思 います。 その願成寺のマハラバ村での、日々の問答や生活での闘いは、「青い芝の会」の 行動綱領に結実されています。これは青い芝思想と言われ、障害者側からの思想を 作ることになったという、世界的にみてもまれに見る思想だと思います。 1960年代の障害者差別の今とは比べ物にならないぐらい酷い時代に、 障害者の突破口を必死にもがきながら見付けようとした、文字通り命懸けで臨んだ場作り だったということ。そこでは綺麗ごとではなく、障害者と健常者のエゴむき出しの、 ぶつかり合いにならざるを得ず世間に対する物議を起こす地点であったということ。 いわば多様な偏差輝く命、の提唱の実践所でもあり苦渋の結晶としての現在の日本に 於ける障害者解放運動の全て、の基礎となる<聖地>だと私は思っています。 私がその障害者解放運動の末端に触れ、紆余曲折を経て劇団を立ち上げ、それが今回 このような形で呼ばれに至った恩返しをさせて頂くような公演で、 身に余る光栄だと思います。 帰阪する5/11に、マハラバ村があった茨城県千代田村閑居山の願成寺跡に、 企画して頂いた実行委員の人達に連れられて、大佛和尚の息子さんの若和尚に 「薪で炊く羽釜のご飯を食べさせたい」とご招待して頂きました。また詳しくは 金のブログにてちょっとづつ書いて行きますので、興味のある方は読みに訪れて頂ければ 嬉しいです。
by kim_manri
| 2009-05-18 17:37
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