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いよいよ『ファン・ウンド潜伏記』を迎える最終稽古の最後の日となる。
昨日の2回目稽古準備がひどかく、私は稽古中に韓国メンバーへ詫びた程。 今日は最後、同じことをやれば稽古はもう、取り返しはつかないまま本番3月になってしまう。そういう意識で、対策を今朝方までやっていた。 合宿状態会議の追い詰め。 黒子の裏側の出演者采配につきるので、難度の高い箇所の洗い出し。 すると黒子だけでは解決せず、演出に聞かないといけない箇所が出る。 とても現地入りしてからやるには、細かい手筈が多過ぎて、大事過ぎ。 ● やはり日本にいる間に、黒子が少しづつ纏め上げる、下準備が未完なのが問題に尽きる。 ● 袖中での配置図を書かせ、手直しを言い。 日本の役者の、今回上月・小泉の2名は参加しているが、6名いる役者の内私もそこに入っているので、実質後半分がいない状態へのイメージをする為に、 ○ 黒子のみの抜き取り稽古では、将棋の駒のような紙切り抜きを使い、演者の袖中移動経路を動かしながら日本の黒子が韓国黒子に説明する。 ○ 実際の稽古で、いない演者の空間を段ボールに名前を書き(ハングルと日本語)大きい丸の形に切り抜き、そこに置き袖中の空間把握や実際抱えや手引きで運んでいる状態を黒子一人ずつにやることで、イメージ化させる。 など日本にいたときからやる手筈で、既に初日からやっておかなければならないことが、ようやく日本の黒子が失敗の中で、必要としだしたという状況だ。 この日は初日に行ったシーンを繋げ上手下手の移動を黒子が宴者にしなければならない、難度の高い箇所を2つ行い、尚かつ演出上で取らないといけないエキストラから役者の中に入れる必要のある人選を2ヶ所、そして袖中での物と演者達の共存の一番難しい所私が初めて台車に乗り引かれて行く所のスタンバイ→舞台上出し→袖中捌け、といった優先順位からできる所までをやろうと、始める。 事前の教材研究の甲斐あって、これだけの盛りだくさんな内容を当初欲ばらずにやろうといっていたが、全部するすると進行する。 この日の最後の稽古に全員へ3月公演での重要なオリエンテーションを、日本から文章を韓国語訳した物を持参し、やらなければならない日。 5時〜終了の6時までの予定で、稽古が無事に終わってから休憩取り後、始めた。 公演自体初体験、ソウルから固城まで移動(旅行)し固城で3泊の合宿という難所が待ち構えている。 そのことを、全体スケジュール表、エキストラへの注意、黒子への注意、をやる用意をしていたのだが、 この順番からやらず、エキストラ・黒子・スケジュールの順番でやってしまったのが、失敗のもと。 それもエキストラオリエンテーション担当の上月ともう1人の役者の小泉との事前打合せがまったくされてなく、上月がやりだすと、全てを書いてある通りに力説しながらではあるが、読み説明をやり出してしまった。ここで、もう初っ鼻から時間を食うわ食うわ、最後私が代わり説明を要点のみにし終わらせる。 次の黒子オリエンテーションの田計が、これまた文章をただ読むだけで、強弱も抑揚も一切無しで、また全部読むのか??という始末。 スケジュールオリエンテーションの貴田が、これまた書いていることを全部説明するだけでは飽き足らず、細部にまで入り込んだ説明をし出す。事前の策を、それぞれが腹案として持っていなかったか。出たとこ勝負が露呈し、時間や相手ましてやこちらの目的がないままで終わる。その間、エキストラ達は一人ひとり歯が抜けるように、帰宅して行く始末。 一番最後に制作の里馬から簡潔に日本の共に実現する会の紹介をやり「祝福の宇宙」を上演する。この映像は日本の共に実現する会が一月前程に感性させた15分の簡潔に纏められて芸術作品としてもとても良い、物を作ってもらったものだ。それまでの、わけのわからないオリエンテーションが、少しは締まり全員が(残っていた人に限るが)3月公演に向け想いを新たにしたのであった。 本当に、1つが上手く行けばもう片方が片手落ちになる、というこのバランスの悪さはいったい何なのか・・・。全体へのクオリティを取り損なうことを、3月の公演で韓国入りした時には、絶対してはならないことになる。だってこの調子だと、公演の幕が開けられないではないか! ま、もう私も怒ることは辞めにして、この日は最後の稽古の終了で唯一時間がある日なので、みんなで晩ご飯に焼き肉を食べに行く!! 豚肉と牛肉それも牛がカルビで切り身を入れているがとても柔らかくて分厚い。輸入肉を美味しく食べさす方法なのかも知れない。やっぱり焼き肉は牛やで、という私。カルビを2回程追加。全部で8人が10人分は牛カルビ食べたな。 旨しく食べて、機嫌良く宿舎に戻った。今回の宿も二転三転と私はあり。2日目からいつも贔屓にしている易宿ナンバーワンの世和荘旅館(セファジャンヨクゥアン)になった。しかし、オンドル部屋だと思っていた所が変なベッドが入り、様変わりしている為、小さいがオンドルと浴室が付いているメンバーの部屋と変わる。 そこで休んでいたら、制作の里馬がやってきて、明日予定の国楽放送(ラジオ)生出演のシナリオがライターから来ているので、質問事項の練習をやろうと私にプレビューを言い渡し一緒にやる。すると中に書いてある選曲こちらが指定して2局かけるところの物も埋め込まれていてそこでひっかかり出した。 このタイトル私が言うのか?その選曲はスタッフに任したはずで、タイトル聞いておかないと言えないじゃないか。で、里馬が貴田に聴きに行く。すると『ファン・ウンド潜伏記』の全曲が入ったCDを持って来て、「今からどれにするか、満里選んで」となる。その時は既に12時半。ちょっと待てよ、日本にいた時からずっとやれよと、私は貴田に言っていた。それをやっていないのか!その尻拭いをこれからの時間をかけて私がやるのか!それも、黙って私がやらないといけないのか、ということで。貴田を部屋に呼び、今回の件の選曲は生放送でその場に行ってからやってないと気付くことになれば、一体どうなっていたのか。準備を任された、ということのイマジネーションの欠如と解らない事を放置しては、重要な仕事上のミスを引き起こすことになる。信頼しものを任せられない、という今更の話をやる。 シナリオプレが、大変なこちらの失態を事前に防げることに繋がり、冷や汗もの。そういった意味でも、事前チェックの必要を思い知る。 曲選びをその後やり、寝たのは2時半。 連日連夜若い奴らを掴まえて、私も命がいくつあっても足らんわ、と自分に呆れながら寝たのであった。
by kim_manri
| 2011-02-24 12:21
| 芸術の庭
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