予定に添って、現地でも一部記録出来たが、思い出しつつもう一度記録してみる
3/15(火)チェジュ航空、関空発18:25 ソウル・金浦着19:25
先発隊:金、里馬、小山、田計、七井
韓国での黒子のみの稽古をすませていないと、合同稽古が成り立たない、と判断し急きょ黒子指導する為に先発隊が韓国へ入ることにした。私はそれに加え劇団の長として、不穏な国内や国際情勢の中、我々の公演ツアーへの注意を作り出すべく、マスコミや日本政府関係への挨拶回りに少しでも時間を多く取れるようにだ。
今回態変の海外では初の、舞台大道具関係の船便での輸送であった。
しかし他とても多くある舞台美術道具関係は、この日のメンバーで大部分韓国へ飛行機受託と機内持ち込みで運ぶので、大型タクシーを金宅から積み込み関空まで出発。
この前と違って運ちゃんが私の大阪市大講義のときに、リフトタクシー運ちゃんとして一度来たことのある人で手慣れたのもですいすいと道を選び、関空へは搭乗2時間前手続きよりも40分も早くに到着。こんな時は、いくら時間があっても多過ぎることはないので、助かった。
ケニア公演以来の態変公演海外ツアーは、荷物準備を周到にするようにしている。受託荷物の全てに、発着先の名前・便名・通しナンバーを書き込んだ、大きいカードを取り付ける。他の飛行機に乗せられる紛失を避ける対策だ。現地調達が以外と大変だったカヤグム(韓国の琴)は私のオモニの形見を別便で輸送したがそれでも、大型の物を破損しないよう梱包を厳重にやった、大物揃い。それを乗せたカートン何台もと、私の車イスをスタッフが押し立てて空港内を行く。
現地集合の七井が遅れているが、途上手続きは済ませようとしていたら、到着し間に合う。荷物が凄いので、当惑きみな職員をよそ見に、私は自分の車イス扱いがいつものように気になる。そこまですんで、ようやく荷物は手続き完了となる。
時間は全く余らず、モノレールに乗り搭乗等へと移動。機内では不便なので、手続き前には障害者用トイレでの用足し時間配分も大切。そして先に機内へと案内せれるのに時間はぴったり間に合う。 いよいよ出発! これまでの準備期間は全てこの日の為にあったかと思うと、『ファン・ウンド潜伏記』の韓国公演に向けた、この日の出発は嬉しさが増す。