ビュヒナーは1813年生まれのドイツ人。
しかし、当時ドイツは、ドイツという国はまだなかった。
ビュヒナーは23才で死んでいるので1836年にはこの世を去っている。
それもビュヒナー最期は亡命先のフランスで、革命を志し活動して祖国にいれなくなってという。
ドイツになる前のドイツは、首領王国の集合体のようなもを、一番大きかったプロイセン王国が、その首相ビスマルクの鉄血演説(1862年)で軍備拡張政策を追求することを宣言し「鉄血政策」を展開。軍を率いて強力にドイツという国に統一し、それでも1871年になってようやくドイツ帝国となる。
ビュヒナーの死後35年後にドイツ統一となる。この時代の欧州は、現在の有り様になる前の動乱時期として、あったのかもしれない。
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