ここんとこ、毎日野菜いっぱいのナムルでピビンバで食事。
ナムルは、セロリ・大根・ホウレン草・わらび・キューリ、を作った。
それに肉そぼろはナッツを初めて入れてみる。
お汁はいつもは韓国風だが今回は珍しく、たっぷりの鰹出汁のおすましで韓和せっちゅう。
丼に、これにキムチを入れて、コチュジャンたっぷりで、スッカラ(韓国スプーン)のお尻で
我が家での形容語「親の敵!」といって、ご飯一粒一粒にコチュジャンを塗りたくるように伸ばし、
そしてスッカラの平ですくって混ぜる。
もうこれは、極上の味!
『ファン・ウンド潜伏記』の韓国公演を固城でやったとき、仮面博物館での企画後に出されたずらりと山菜や野菜でのナムル、それを丼に混ぜて配ってみんなで食べた。あの美味しい季節の一時の忘れ得ぬ、風景と味。
それはいつでもどこでも、やって来る、爽やかな荒涼感。
食べたいときに、食べる。それが、何といっても秘訣だ。