『ウリ・オモニ』の長年使っている大事な衣装の劣化が激しくて、最近の態変衣装をやってくれている昔からの友人に、相談をしていて今日その案を持って来てくれた。
やはり再生は布の状態からは無理で、よく似た色合いの布を探し、作る方向である。
双方、はらはらドキドキものだ。
コンセプトは?と聞かれ、「母が久々の娘との再会に、娘を見て、その初々しい成長に目を細め喜ぶ、感じに仕上げたいシーン」
と答えた。
歳月も年齢も飛び越えるのが舞台。
そして、母と娘は、同時に入れ替わる、立場性がそこにはあるということ。
衣装というツールは、その大事な通路にある。