2月10日(日)
間がホール入りとなって、全く書く余裕なく過ぎたが、二回目公演が終わり今日三回目を迎える。
しかし、実質場当りも通してやってゲネプロもやって、昨日の二回目公演の後に今回のウリ・オモニ公演のDVDの映像に作るため映像撮影だけの本番を行ったので、四回通しをやっていることになる。
この膨大な時間と労力は、大勢の人が関わりすごいものがある。
観客動員も、観客の反応も、私にとって一番の手応えであり、舞台を務める大きな支えとなっていることが今回つくづく分かる。
初日は前売りチケット完売で、それでも沢山の方々の問い合わせがあったとのこと。
昨日も東京では雪が振り、気温も急に下がり悪天候の中、客足はぐっと減るだろうと予測していたものの蓋をあけると客席は一杯で、驚く。
初日はアフタートークに世田谷区長の保坂展人さんがゲスト出演。最後にはチケットがへこんでいる9日10日の宣伝までしていただけ、
初日でもうへろへろの私の話を大いに引き出していただけ盛り上げてくださった。
それより前に、初日にアンコールにお越しいただいた大野慶人先生の予告なしでの、サプライズがあり、
私にとってもこの日お越しの観客にとっても、言葉に出来ないすごい大きな祝を与えられた感じ。大野一雄先生の指人形出演ももちろん慶人先生はされて、
もうこのステージにちゃんと金紅珠と大野一雄先生がいてくれる状態で。「思うままに、舞いなさい」と二人の声が聞こえる。
それを観て、それぞれ別の所で舞台を観て微笑んでくれるのがわかる。
もう恐れるものは何もない、思いのままに身体の中の動きに教えてもらえばいいのだと。