2月25日(月)
情報誌73号を用意する時期に入って、私はそこに『ウリ・オモニ』について書こうっと思う。
昨日の24日は、久々に日曜日がゆっくり過ごせ、ようやく平常に戻ったかな?
長い介護者の橋本真菜が、大阪市政へ打って出ようとするこの4月。
これまでの経験と質の違った、選挙闘争というハードな舞台へ、送りだす。
先週の金曜、立憲民主のポスター貼り、土曜におしゃべり会、と大阪阿倍野区に真菜と行動を共に出没していた私。
真菜の人への配慮と抑えるべきことへ深く降り立って発する言葉に、信頼と安定を感じ、非常に良かった。
そして今日、態変事務所で午前に制作・工程ミーティング。
6月にアイホールで態変新作『箱庭弁当』をやる。
今の忙殺の中で、考えていることだけを伝え、みんなに進めて行く気になって実を返して欲しい。
そして、無理があれば方向修正をすればいい、と、至極シンプルで弾けるような出だしだったと思う。
で、今日のミーティングは、時間内に自然に収まり、やればできるじゃん!とみんなに感心。
一旦帰宅し
夕方から夜にかけ、識字勉強を渡辺綾乃へ行う。
これを始めて1年ぐらいかな?
公演で忙しい時期は休み、飛び飛びでも少しづつは進んでいて、渡辺の吸収力と変化は凄いと感心する。
勉強とは双方にとってある、と、毎回得ることが多い。
自分の受けてきた差別はとりわけ教育にあって、重度身体障碍、ということがいつも問題視されだから、・・・が出来ない、
とレッテルを貼られ機会を奪われることが当然のことのように扱われてきた。
これへの怒りは、相模原やまゆり園19名障碍者殺人事件を契機に、私の記憶が蘇りそこへまた新たな向き合い方が問われているのを感じている。
沖縄の辺野古基地建設是非を県民が意思表示する、昨日にあった県民投票。
その結果が反対多数で、安倍政権・アメリカ政府、に対し説得力あるものが確定した。
沖縄の自治意識は、元は一国を率いていた独立国の証。
それは、世界に冠たる中華文明の強国を喉元に突きつけられつつ、独立国琉球を成立させてきた人の叡智だと思う。
私の内在する、あらゆる受けてきた差別の、その不条理さを許さず憤りを持ってでしか、その本質へは迫られない。
それが私の芸術であり、命そのものとしての、行動だ。