12/25 東京入り・リハーサル
東京駅到着9:46にあわせて自宅は6:30出発
いつものように新大阪までは自宅から歩きで行けるので本当に便利である。大きい荷物をリュック一つになんとか詰め、歩きで17分もすれば新大阪に到着。7:10発には余裕をもって着くことが出来た。
新幹線のぞみは個室で車椅子から降り長く寝そべることが出来るように寝台にし腰を伸ばしておく。
便器をいつも持ち歩かないといけないので、こういう所ではトイレも気軽に出来、非常に助かる。
今回スカイパーフェクTVの在日コリアン向けの番組をしている所から番組を作る話しがあり、受けることにした。30分番組の内15分だけなのだが、東京駅に降り立った所からを撮影をしたいという事で、到着したホームで撮るのだとてっきり思っていたら到着しても、どうもいない様子。そのままタイニィアリスへ向かい、そのままリハーサルの時間になり勝手に撮っていたがどんな絵柄になるかの話は全然無し。そのまま撮って知らないうちに帰っていた。
朝7:00から東京では照明の仕込みが始っていて、スタッフ達はタイニィアリスで今回同じ日にやる台北のリバーベッドと打ち合わせ、そしてリノ張り、幕吊りを月下咆哮へ向けて出来た状態。そこへ私は10:30ぐらいに早めに到着したということになる。12:00からのリハーサルの予定で大野慶人さんも到着してくださるが、こちらのメイク用意が少し遅れ場当たり開始12:30ぐらいには始ったかといった具合でシーン毎に切って確認の場当たりを始める。その後40分休憩をとり、リハーサル再開、通しリハが最後のカーテンコールも入れた形で出来てしまう。予定よりも大幅に時間は早く終る。16:00には終了。
音響担当の慶人さんは非常に照明への指示も的確に行われ今回の作品の振り付け監修でもある慶人さんの終っての感想は「とてもいいものになるでしょう」とのことで太鼓判を押される通しリハとなったのだ。
さすがに慶人さんのプロ意識は小演劇なんかとは違ってびっしり一人ひとりの自立性で作られてきた土方巽、大野一雄の舞踏の草創を見てきた姿を見る勉強させて頂く機会である。舞台へ一歩足を踏み入れるとそこは戦場であるとの意識を持っておられる。弁当を貰って当たり前ではなく、自分の闘う為の腹ごしらえは常に自分の腰に下げている、その感覚で、「弁当はいりません、自分で持って来ています。劇場は戦場ですから」との言葉を返してくださったとの事。今回、弁当を特別出さず食いぶちは自分で確保すると言っているだけに有り難い言葉である。