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一昨日9/27(土)、態変新作『すがた現す者』テント3回公演、無事に終了した。
そして会場となった、大阪のど真ん中にある扇町公園に突如2週間に渡り現れていた、浪花グランドロマンの「雷魚テント」も、昨日一日掛かって解体され姿を消し公園は今元のグランドに戻った。 速報として日々の公演の私の感想として、送信して来たこのメールにも終わる。 〆として楽日の報告をしなくては座りが悪、と気になりつつも、昨日はサボってしまった。それでは楽日。 9/27(土)、昨日の風は止んでいるが、急に冷え込んで寒い。駄目出しp4:40〜舞台。さすがに楽日なので口頭で伝える駄目出しのみで、舞台上で遣る返し稽古は、気になる一ヶ所のチェの一人の演技のところだけで良いだろう、と思ったのが甘かった! 駄目出しだけで直しをしたところ、だが実際舞台が始まってしまうと、口頭確認だけでは直らなく昨日のままで役者も黒子進めてしまう。駄目出の合図系統の難しいところは、口頭確認だけではしょってしまわずに、必ず返し稽古をやり抑えをすべきだった、と演出としての踏みの甘さに後悔するばかり。演出意図の部分なので、観客には大きくは変調なく支障はないのだが、作品に取っては意図に反することになってしまう訳だ。 しかし、この日の舞台では、作品が作品として観客へ伝わっている実感があり、2回幕引きの時に拍手が巻き起った。ダンスの反応と同じもので、シーン毎に良いものへは観客から拍手が起るのだが、これは舞台人に取っては応えられない栄誉だ。 その一つが第一部の、役者達で演じられる「魂の交流」。二つ目が第二部の、エキストラが沢山出るところの「サンタクララの勝利」。これを経験してしまった者はもう舞台は病み付きとなること間違いなしなので、エキストラ達は天にも昇る気持ちだっただろう。そのようにして舞台と役者は、観客によって育てられる、というのを欧州の舞台でも今年のジャカルタでも多く経験して来ているので、『すがた現す者』はこの日の楽日の公演でようやく作品が作品として立ち上がる、自信を持たせていただけ私にとっても有り難く嬉しい限りの拍手だ。 音楽の桑原さんも、この日で上手く決まり、いつもながら哀愁漂うボーカルでいい雰囲気だ。本当に今回、作品へ参加してもらって、舞台にとって幅と奥行きが加算されたと思う。当初はハラハラのところもあったが結果として、音楽と態変の身体とのマッチングは、凄く良かったと思う。 終演後の拍手も、熱く、観客からの拍手が続いた。観客数は嬉しいことに、一番多く130強とのこと。 福島県からも、私を2回パフォーマンスにお呼び頂いた、「縄文ソウルの会」の方も駆け付けていただき、その人曰く「連日の金さんのメール攻勢で、読まされたら、来ざるを得ませんよ」と。実際には予定されていただいてたのだとは思うが、そう言われるとメール通信を出した甲斐が少しはあるのかな? と思わせて頂けるのも確か。 後、茨城県から茨城青い芝の会の会長と長い介護者としての付き合いの健常者の方とが、観に来られていた。 実は、態変の作品の『マハラバ伝説』の、マハラバ村があったところが茨城県で、「青い芝の会」という日本の障害者運動を牽引した思想を構築した場所があるのだが、その次の世代の茨城「青い芝の会」で、態変を呼んで公演を企画したいと言う申し入れがある。今、実現可能か、資金面での準備を進めておられる。そこから『すがた現す者』の公演を、観に来られたのだ。 連日のハードなテントを支えるのは、裏方スタッフなしでは有り得ない。終演後も直ぐに始まった、ばらしへ、健常者スタッフ達で進められている。エキストラ達とは、この日でお別れなので、役者だけで乾杯をやり、皆ニコニコ顔で家路へと帰って行った。 お陰さまで、新作公演3日間、観客へは受けとめていただけた様子に、私にとり最大の収穫とさせて頂けるものとなった。 駆け付けて頂いた方駆け付けられなかった方、共に私のメール通信での新作、『すがた現す者』の公演立ち上がりにお付合い頂けたことに、深く感謝を送りたいと思います。
by kim_manri
| 2008-10-03 17:13
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