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今年の5月から我が家ではぬか漬けをやりだした。
面倒だろうと思っていたら、義母が以外と簡単に仕込んでくれ、たいそうに考えなくても作って食べたいと思えば、苦にならずやれるもんだんなー、と嬉しく夏場も作れていた。 もともと我が家は、籾殻付きの米を毎日精米機に掛け、精米仕立てのものを炊きご飯にしている。これが、おいしいご飯を、毎日食べれる秘訣で、毎日旨い飯粒を食することができる、という極上の贅沢をじゃま臭がらずに手掛けている。 これは介護者へ指示しないと毎日の生活が立ち行かない、障害者の自立生活には不向きなんではないかと最初は躊躇したが、毎日の日課と割り切って、一つのペースにしてしまえば何ら問題ないかも知れない。介護生活だからといって、介護者に取ってじゃま臭いだろうと、やらない方向を私が選び勝手に諦めるのはちょっと違うだろう、と思い直し-遣りたい生活ならば遣る方向で行く-と決めた所で成り立った。 そして、精米機を使い出すと、米ぬかが溜る。 これも実は先に、精米機を使う友人が私にはいて、その友人が米ぬかを食器洗いなどに使うと、油分は良く取れるししかし手には余分な油を奪わずに非常に良い、と私が一人暮らしのときからその自立生活に持ち込んで、米ぬかをくれ使っていた。 だから溜ったぬかの使い道は既にあって、好都合というものであった。その上に、ぬか床ができ、おいしいぬか漬けを毎日食すことができれば、言うこと無し。 精米も介護生活で出きるようになったんだから、ぬか漬けもきっとできるに違い無し! と勇気を持って臨んだ。 私は悦に浸って、美味しい美味しい、と言って介護と食べていた。 しかし、何か臭いが変? 夏場ぐらいから、連れ合いは「雑巾臭い、ぬか漬けや。」といい食べなくなり、-雑菌が混入すると、ぬか床はあっという間に、駄目になるから- とも言われた。しかしぬか床への深い思い入れで、私は成す術もなく、-ひどい言われよう、ガクッ-とおどけて聞いていた。 そして介護に聞いても、ぬか漬けってこんなもんじゃないですか? と私と同じ反応に、私も安心して、うなずき。友人が遊びに来て、食べさせて、聞いてみたり。 しかしどんな気休めよりも、とうとう或る日、自分で気付く時が来た。人参のぬか漬けを置いていたものがほんの少し残っていて、口に放り込んでみた。うん! 苦い味だ。「ヤッパ、変、これ〜」と、兼ねてからの連れ合いの助言を確信するに至った。 そうするともう即決、「これ、捨てる。作り替える。米ぬかは一杯溜っている。」と、翌日にはその日の介護を使って、新ぬか床に取掛かった。 すると、冷蔵庫から取り出して-ぬか床を、さぁー、作りましょう-とした矢先に!! 介護者がその溜まり込んでいたぬかの袋の底を私に見せ、「金さん、これカビですよ」。 私、(カビ!じゃなく)ガッ、ビ〜ン(@@)(@@)・・・ 精米、といった機械と日々の介護の労力への愛から(ちゃう、ちゃう)、ぬかを溜め込み、その一番古い底にはもう10年にも渡るものがいた。そのぬかの消費は溜めた上からやられるので、自ずと底のものは永遠に底から日の目を見ることなく溜りたまってカビがはえ、上にもその胞子で汚染はされていたのだ。 よって、ぬか漬けは始めから、カビにやられていた!!! そう言えば、今思い出した! ぬか床当初のぬか漬けを食べたとき、お腹壊しを起こしたぞっー。ぞっ、ぞっ、ぞっーぉうっ。 しかし、性懲りのない私。米屋には、米糠が置かれている。とにかく二代目を漬ける! やり出したことは途中で辞められる訳がない。介護に「米屋で、糠買って来て! ぬか床で漬けるよ!!」。良くできた私んとこの介護は、ぬか漬けの本を共に購入し(介護のお金で、自分とこに持って帰るって)、今度はその本首っ引きで作ってみた。 と今、我が家では、二代目ぬか床が出来るか出来ないか、瓶の中で闘っていてくれている。捨て野菜、今日は一度目の物を、捨てた。 後は、野となれ山となれ。乞う、ご期待! (写真-2度目の捨て野菜、入れた今日のぬか床の顔=瓶)
by kim_manri
| 2008-10-22 19:18
| 生活の庭
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